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長雨で今まで雨漏りしなかった家が突然漏れるのはなぜ?原因と対処法を解説

東京で22日連続の雨が観測され、雨漏り24へのご依頼も例年の約5倍に。TBS「news23」で紹介された実際の調査現場をもとに、今まで雨漏りしなかった家が長雨をきっかけに突然漏れ始める理由と、台風・強風時に注意したい場所、台風前にできる備えを解説します。

「今まで一度も雨漏りしたことがなかったのに、長雨が続いてから突然、天井から水が落ちてきた」

2026年9月、東京では22日連続で雨が観測される異例の長雨となりました。この影響で、雨漏り24(株式会社心聖建設)にも雨漏りに関するご相談が相次いでいます。例年と比べて約5倍のご依頼が寄せられる状況となりました。

こうした長雨による雨漏りの増加について、当社がTBS「news23」の取材を受けました。東京都江戸川区で行った実際の雨漏り調査の様子も番組で紹介されています。

では、なぜこれまで雨漏りしていなかった家でも、長雨をきっかけに突然症状が出るのでしょうか。この記事では、実際の調査現場をもとにその理由を解説します。強風を伴う雨で注意したい場所や、台風・大雨の前にできることも紹介します。

この記事のポイント

長雨で突然雨漏りしたからといって、その日に屋根が壊れたとは限りません。以前から屋根・外壁・防水層などに劣化や弱点があった可能性もあります。長時間の雨や強風を伴う雨をきっかけに、それまで隠れていた問題が初めて表面化することがあります。

TBS「news23」で雨漏り24の調査現場が紹介されました

2026年9月、長雨によって雨漏りの相談が急増している状況について、TBS「news23」から取材を受けました。

番組で紹介されたのは、東京都江戸川区の住宅です。先週から雨漏りが続いているとのご相談を受けました。雨漏り24を運営する株式会社心聖建設の代表・八島が現地を調査しました。

室内ではサーモグラフィーカメラを使用し、雨水の影響が疑われる範囲を確認しました。その後、屋根に上がって外部の状態を調査。強い雨と風による雨水の吹き込みについても確認しました。

番組では、東京で22日連続の雨が観測されていたことも紹介されました。さらに、当社への雨漏り修理の依頼が例年のおよそ5倍に増えている状況も取り上げられています。

TBS「news23」の放送内容はこちら

▲ 雨漏り24の調査が紹介される場面から再生されます。

なぜ長雨で、今まで雨漏りしなかった家でも漏れ始める?

「何十年も住んでいて雨漏りしたことがなかったのに、なぜ急に?」

実際の雨漏り調査でも、よく聞かれる質問です。

雨漏りは、症状が出たその日に屋根や外壁が壊れて発生するとは限りません。建物には、年月とともに少しずつ劣化している箇所があります。また、通常の雨では症状が出にくい弱点が隠れていることもあります。

たとえば、次のような箇所です。

  • ✓ルーフィング(屋根材の下に施工されている防水シート)の劣化や損傷
  • ✓棟板金など板金部分の浮きやすき間
  • ✓瓦やスレートのズレ・ひび割れ
  • ✓外壁やサッシまわりのコーキング・防水処理の劣化
  • ✓屋根と外壁など、異なる部材が接する取り合い部分の劣化

こうした箇所があっても、通常の雨では雨水が室内まで到達しない場合があります。そのため、長い間「雨漏りしていない」状態が続くことがあります。

ところが、長時間の雨や連日の雨では、建物が繰り返し雨水にさらされます。それまで症状が出ていなかったわずかなすき間や劣化箇所から雨水が浸入し、初めて天井や壁に症状が現れることがあります。

長雨で突然壊れたとは限りません

「長雨で突然屋根が壊れた」のではなく、「以前からあった劣化や弱点が、長雨をきっかけに雨漏りとして表面化した」というケースがあります。今回初めて雨漏りした場合でも、原因を一度確認しておくことが大切です。

長雨による雨漏りは、強風を伴う雨が重なると要注意

さらに注意したいのが、長雨のあとに台風や強風を伴う雨が重なるケースです。

通常の雨は主に上から降ります。一方、台風や強風時には雨が横方向から建物に吹き付けます。そのため、通常の雨では水が入りにくい場所にも吹き込むことがあります。

  • ✓瓦やスレートの重なり部分
  • ✓棟・ケラバなど屋根の端部
  • ✓屋根と外壁、板金同士などの取り合い部分
  • ✓外壁の目地やひび割れ
  • ✓窓・サッシまわり

news23で紹介された現場でも、屋根を確認しました。その際、当社代表の八島が強い雨と風による吹き込みについて説明しました。

「普通の雨では大丈夫なのに、台風や横殴りの雨のときだけ漏れる」という住宅もあります。雨量だけでなく、雨の当たり方や風向きによって雨水の浸入条件が変わるためです。

長雨による雨漏りの原因は、天井のシミの真上とは限らない

雨漏り調査で難しいのが、「水が出ている場所」と「雨水が建物へ入った場所」が同じとは限らないことです。

屋根や外壁から入った雨水は、野地板や梁など建物内部を伝って移動することがあります。そのため、浸入口から離れた場所に雨漏りが現れる場合があります。天井にシミがあるからといって、その真上だけを補修しても雨漏りが止まらないケースがあるのはこのためです。

「たぶんここだろう」で塞ぐのは注意

目に見えるひび割れやすき間があっても、そこが実際の雨漏り原因とは限りません。原因を確認せずシーリングなどで塞ぐと、雨漏りが止まらない場合があります。また、本来の排水経路を妨げてしまうこともあります。

長雨による雨漏り調査でも活用するサーモグラフィーとは?

news23で紹介された現場では、室内側の調査にサーモグラフィーカメラを使用しました。

サーモグラフィーは、建物表面の温度差を画像として可視化する機器です。水分の影響を受けた部分では、周囲と表面温度に違いが生じる場合があります。雨水の影響が疑われる範囲を確認する手掛かりとして使用します。

ただし、温度差は水分以外の要因でも生じます。そのため、サーモグラフィーだけで雨漏りの原因を断定するわけではありません。

雨漏り24では、サーモグラフィーだけで判断することはありません。屋根・外壁・サッシまわりの目視調査や、室内側の状態も確認します。必要に応じて散水調査も行います。

散水調査では雨漏りを再現して浸入口を絞り込む

散水調査は、雨水の浸入が疑われる箇所に実際に水をかける調査方法です。雨漏りが再現するかを確認します。

場所を分けながら順番に散水することで、雨水の浸入口を絞り込んでいきます。どのような経路で室内へ到達しているのかも確認します。雨漏りが複数箇所から発生している場合もあるため、建物の状態や症状に合わせて調査方法を組み合わせることが重要です。

長雨・台風による雨漏りに備えて今できること

長雨や台風が続く時期は、雨漏りの相談が集中します。そのため、足場が必要な工事などはすぐに着工できない場合があります。すでに雨漏りが発生している場合は、まず室内側の被害を広げないことを優先してください。

1

水が落ちている場所を保護する

水が落ちている場所には、バケツや洗面器を置いてください。床にはタオルや吸水できるものを敷きます。家具・家電・布団などは、濡れる可能性のある場所から移動させておきます。

2

照明や電気設備の近くから漏れている場合は注意する

天井照明やコンセントなど、電気設備の周辺に水が回っている場合は注意が必要です。漏電や感電につながるおそれがあります。濡れた電気設備には触れず、安全を優先してください。

3

自分で屋根に登らない

雨で濡れた屋根は非常に滑りやすくなります。特に台風や強風の前後は危険です。ブルーシートを掛けるために自分で屋根へ登ることは避けてください。屋根の状態が気になる場合も、地上や窓など安全な場所から見える範囲だけを確認してください。

4

雨漏りしている状況を写真や動画に残す

雨漏りは、調査時には雨が止まっていることがあります。その場合、症状をその場で確認できないこともあります。実際に漏れているときの写真や動画は、原因を考えるうえで重要な情報になります。

  • ✓水が落ちている場所と範囲
  • ✓天井や壁のシミ
  • ✓濡れた床や家財
  • ✓雨漏りが発生した日時と、そのときの雨・風の状況

5

火災保険を確認する場合も、修理前の記録を残す

台風や強風によって屋根・外壁などに損害が発生することがあります。その場合、加入している火災保険の契約内容によっては補償対象となることがあります。

ただし、雨漏りがあれば必ず火災保険が使えるわけではありません。経年劣化などが原因の場合は、補償対象とならないこともあります。最終的な適用可否は保険会社の判断となります。

保険の利用を検討する場合も、被害箇所や建物の状態を修理前に写真で記録しておくことをおすすめします。

台風前は「応急処置」と「本修理」を分けて考える

台風や大雨が迫っている場合、本格的な修理が間に合わないことがあります。特に足場を組む工事などは、すぐに行えない場合があります。その場合は、まず被害を広げないための応急処置を行います。天候が回復してから原因を詳しく調査し、本修理を行う方法があります。

ただし、ブルーシートやシーリングなどによる応急処置は、あくまで一時的な対策です。雨が止まったからといって、雨漏りの原因そのものが解消したとは限りません。

応急処置後こそ原因確認を

応急処置で一時的に雨水の浸入を抑えられても、不具合そのものが直ったとは限りません。天候が回復したら、雨水の浸入口と必要な修理範囲を確認することが大切です。

長雨で一度でも雨漏りしたら、放置しない方がいい理由

「雨が止んだら漏れなくなったから、もう大丈夫だろう」

そう思われる方も少なくありません。しかし、室内への雨漏りが止まっても、雨水が浸入した原因までなくなったとは限りません。

初期 天井や壁に小さなシミが出る、雨の日だけ水音がするなど、限られた症状として現れることがあります。
繰り返すと 天井材・断熱材・野地板などが繰り返し水分の影響を受け、シミやカビ、材料の劣化などにつながる可能性があります。
影響が広がると 木部の腐朽や下地の補修が必要になる場合があります。電気設備周辺へ水が回れば、漏電などにも注意が必要です。

特に「今回初めて雨漏りした」という住宅では、次の大雨まで何も起きない可能性もあります。その一方で、同じ条件の雨が降れば再び漏れる可能性もあります。

大切なのは、症状が一度止まったかどうかだけではありません。「なぜ今回初めて雨漏りしたのか」を確認することが重要です。

今まで漏れなかった家が、なぜ漏れる?あわせて読みたい今まで雨漏りしなかったのに、ゲリラ豪雨で初めて漏れた。その原因と、放置してはいけない理由 →

まとめ|長雨で初めて雨漏りしたら、原因を確認することが大切

2026年9月、東京では22日連続で雨が観測されました。雨漏り24にも、例年のおよそ5倍の雨漏りに関するご依頼が寄せられました。この状況はTBS「news23」でも取り上げられ、東京都江戸川区で行った実際の雨漏り調査の様子が紹介されました。

今まで雨漏りしたことがなかった住宅でも、長雨をきっかけに雨漏りが始まることがあります。強風を伴う雨がきっかけになる場合もあります。それまで表面化していなかった建物の劣化や弱点から、雨水が浸入するケースがあるためです。

「今回だけだろう」とそのままにせず、雨水がどこから入ったのかを確認することが大切です。あわせて、建物のどこまで影響しているのかも確認しましょう。

雨漏り24(株式会社心聖建設)では、現地調査・お見積りを無料で行っています。屋根・外壁・サッシまわりなどを確認します。必要に応じてサーモグラフィーや散水調査を行い、雨漏りの原因を調べます。

東京都江東区を拠点に、東京都全域・埼玉県・千葉県・神奈川県で対応しています。雨漏り調査・雨漏り修理・屋根修理についてご相談いただけます。

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